私が鬱病になった経緯【2】

さて、なんとか現在の会社に契約社員として入社し、ホッと胸を撫で下ろしたわけですが、この時点では「支配者」の容赦の無い洗礼が待ち構えているとは、露ほども予想していませんでした。
「洗礼」なんて宗教で聞き飽きた言葉ですし、むしろ「派遣じゃなくて良かった!」と、少し喜んでいたぐらいですから。

しかし、働き始めてから3ヶ月、半年と過ぎるうちに、何かがおかしいと感じるようになりました。
直属の現場主任の風当たりが、明らかに私に対してだけ強いのです。

教育とイジメの境界線

パワハラ上司

業務自体は、全く以って単純な製造ラインです。
マニュアルさえ守っていれば誰にでも務まる内容ですし、それ故に、ミスを犯す頻度なんて誰もかれも似たようなものでした。
決して「正社員だからミスを犯さない」「契約だから、派遣だからミスを連発する」といったような、腕前の差が歴然と表れるような業務ではありません。

しかし、他の派遣社員達がミスを犯しても「しょうがねぇなぁ…」で済むのに、私がミスを犯すと、たとえ製造ラインを停止させてでも「教育タイム」が始まります。
まぁ、自分が犯したミスである事は確かなので、私はクソ真面目に「すいません、これからは気をつけます」と頭を下げていました。

もちろん、それで終わりではありません。
本当におかしな事は、本来の製造ライン業務が終わった後にやってきます。

それは、他の現場社員達もやらないような、ましてや派遣社員達にはやる必要が無いような、本来的に事務方の仕事である書類仕事を、なぜか契約社員である私にだけ居残りでやらせようとしたのです。

まぁ、係長が居合わせている時はちゃんと残業扱いになっていたみたいですが、係長の目が無い時は残業が付いていたかどうかも判りません。
いくら呑気な私でも、そんな日常が一年も続く頃には、すっかり心身共に疲れ果て、働く目的も生きる意味も見失っていました。

もちろん、他にもおかしな事はいくらでもあったんですが、この記事の目的から逸れてしまいますので、割愛致します。

そして、Xデーが訪れました…

続く


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