【書評】「こうのとりのゆりかご」を見つめて


以下、アマゾンに投稿したレビューです。

5つ星のうち 5.0 ゆりかごの未来を見つめる有意義な啓発書, 2010/2/2
By 安井 真守 (群馬県高崎市) - レビューをすべて見る
私自身、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご基金」を支援しているので、ゆりかごの現在の運営状況と今後の課題については、常に気になっていました。
それを今回、こういった書籍の形でまとめられて出版された事は、大変意義深い事だと思います。

本書には、ゆりかごの発起人である慈恵病院理事長 蓮田 太二氏の他に、同院看護部長の田尻 由貴子氏、熊本市長の幸山 政史氏、熊本日日新聞社の高峰 武氏他といったメンバーがそれぞれの立場で、ゆりかごが設置されるに至った経緯、行政としての対応苦慮、世間やマスコミ側の受け止め方といった「ゆりかご史」を正直に吐露すると共に、法整備や相談受付体制の強化、情報公開の拡充といった今後の課題に深く言及します。

子供を匿名で預けられるシステムである「こうのとりのゆりかご」。
私達国民一人一人が、それに賛成であるにせよ反対であるにせよ、最も大事な論点は子供達の生命の安全と、健全なる育成です。
ゆりかごの存廃問題のみならず、「全ての子供達が幸福に産み育てられる社会」の実現をテーマとした、大きな国民的議論につながる事を願って、本書を推す次第です。
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