【書評】子どもはぜんぜん、悪くない


以下、アマゾンに投稿したレビューです。

5つ星のうち 5.0 科学的根拠に裏付けされた良書, 2010/5/6
By 安井 真守 (群馬県高崎市) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
私達国民が慣れ親しんだ「体操のおにいさん」が本を書いていた事も意外でしたが、それ以上に驚いたのが、十二年間「おかあさんといっしょ」で共演した子供の数、なんと約十五万人。
この数字は、下手な児童心理学者や心理療法士そこのけの圧倒的なケーススタディであり、おそらく、この佐藤 弘道氏こそ「日本で一番子供の心理に詳しい専門家」といえるのではないでしょうか。

それを裏付けるように、「子どもが『キレる』なんて、言わないで」(76ページ)、「子どもが運動を嫌いになるのは・・・」(113ページ)に於いて、運動が肉体だけでなく脳の認識を育てていく事や、子供達に対する大人の側の認知状態が子供の心理に与える影響を解いています。
これらは、先端の脳神経学者や認知心理学者によって既に定説とされている事柄でもあり、それを佐藤氏自らが毎日の「臨床現場」でメタ分析し、追認していった十二年間であるともいえます。

文章も平易なので、両親だけではなく、小さい弟や妹を持つお兄さん、お姉さんにも読んで欲しい良書です。
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