バーチャルDr.苫米地ワークスDVDレビュー3

「ストーリーテリング洗脳法」の感想

本作品を観終わった後、私は言葉では表し難い、恥ずかしくも苦々しい感情に包まれた。
強引な電話営業で有名な教材販売会社から、ついつい教材を購入してしまった事や、御多聞に漏れず「恋人ができるペンダント」やら「金運財布」やらの類いに湯水の如く大枚を注ぎ込んでいた若かりし頃の記憶が、まるでペットボトルをひっくり返したかのように溢れ出してきたのだ。

「あの時のアレも、ソレも、コレも、全てこの技術だったのか!!」

実際、「マーケティング」と「詐欺」は紙一重であり、メディアが詐欺師集団にならない為に最低限必要なモラルも、本作品の中で何度も繰り返し強調されている。

さて、では、マーケティングや出版に携わる者だけが、自戒の為に観るのが本作品の唯一の利用法なのかと言えば、もちろん、そんな事は無い。
その「自戒」の部分は、どちらかといえば後半部分で強調されている事であり、むしろ前半部分では「ストーリーテリングの王道」は、積極的に勉強するように推奨してさえいる。

「王道」とは、例えば日本の漫画やアニメが世界を席巻している「理由」の部分である。
(その理由も詳細に解説されている)

小説家や漫画家、あるいはシナリオライターを志す者が、純粋に「人々に夢と感動を提供したい」という理由で本作品を観るならば、まさに鬼に金棒、「必携の教則DVD」になる事は間違いない。

本作品には守秘義務が課せられているので、どうしても、漠然とした「感想文」になってしまって申し訳ないが、ハッキリといえる事は、本作品を単なる「情報的な護身術」の為に観るのも自由だし、「偽りの夢を与える側」にも「本物の夢を与える側」にもなれるという事。

一人一人が「自己責任」の上で視聴し、決断して欲しい。


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