【書評】がんを克服できる脳


以下、Amazonに投稿したレビューです。

5つ星のうち 5.0 当たり前の事が書いてあるだけ2013/4/20
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下手をすれば医師法違反で告発されかねない内容の本書を、私は例によって「うんうん、当然だよね」と、最後まで何一つ驚く事も、疑念を抱く事も無く読んでしまったわけである。
いや、あまりにも当たり前過ぎて「苫米地さん、今さらこんな本書くんですか??」と、ツッコミすら入れたいほどだ。

それもその筈で、著者が何年も前から、水滴で石に穴を穿つ如く言い続けてきた「抽象度を上げる」という概念と、「臨場感を感じている状態がリアリティーである」という高次脳機能の特性を基に提唱された「サイバーホメオスタシス理論」とを考え併せると、癌に限らず、病気になる人の大半は「自らなりたくてなっている」というのが結論であり、それは裏を返せば「治すのも自分である」と言う事ができるからだ。

特に、前半部分で述べられている「プラセボ効果」云々については、本職の医師や製薬業界も認めている事なのでサッサと読み飛ばし、真に読むべきは79ページ「がんである事を忘れる」という項目からである。

「考える価値があり、現実的でもあるのは、治った場合だけです。ならば、治るかどうかわからない時から、治ったあとのことを考えたほうがいいわけです。治ることを前提で思考するのです」(80~81ページ)
「治るのは当たり前であって、その先の生活をどう薔薇色にしていくのかが、病気中に考えるベストなことです」(81ページ)

もう、お解りだと思うが、「現状の外側にゴールを設定する」という苫米地式コーチング理論の基本中の基本に照らせば、「借金地獄から脱出して南の島で悠々自適な生活を送る」のと、「癌を治して南の島で悠々自適な生活を送る」のは「全く同じ事」なのだ。

さすがに、著者の本を読むのは本書が初めて・・・という人にとっては、それこそ心臓が口から飛び出すぐらいのインパクトと胡散臭さを感じるかもしれないが、既に著者の本を何冊か読み、抽象度や臨場感についてある程度理解している人なら、本書の内容は何の違和感も無く受け入れられるし、仮に家族や友人が癌を患ったとしても、冷静に対応できる筈だ。

また、例によって付録の特殊音源も秀逸だ。
「やる気が湧く」「前向きになれる」という本音源のコンセプトを理想的な状態で発揮させるなら、やはり、聴くのは朝一番がいい。
なので、私は起床直後にベランダに立ち、朝日が昇るのを眺めながら本音源をWALKMANで聴いている。
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