表と裏

本音と建前

今日もまた一つ、皆さんに疑問を投げかけて、ゲシュタルトの分解と再構築を促したいと思います。今回のテーマは「表と裏」「本音と建前」といった事についてです。

私達は普段、さも当たり前であるかのように表と裏、つまり本音と建前を使い分けていると思っていますが、そもそも、心に表と裏なんて本当に存在するのでしょうか??

こう書くと「何を言ってるんだ?誰だって、仕事中に顧客の前で話す建前と、酒を飲みながら親友に打ち明ける本音とを使い分けてるに決まってるじゃないか!」と言われてしまいそうです。

しかし、私の場合ですと、いつの頃からか意識の中で本音と建前という「分け方」が無くなり、代わりに「重要度群」「緊急度群」「その他の雑多な情報」という分け方をするようになりました。

それは、どういう事か??

「これは重要な情報だから皆に教えなきゃ!」という事柄に関して、それをそのままSNSやブログに投稿するのではなく、「誤解を防ぐ為に文言はよく考えてから発信する必要があるな」と、自分なりのフィルターを通してから投稿しています。

それが重要度群という事です。

ところが、そこに「緊急なので一秒でも早く拡散すべき情報」が割り込んできたとします。
地震速報や大雨洪水警報などの自然災害に関する情報、あるいは自分が住む地域で起きた死傷事故や殺人事件など、「文章の細部はカッコつけなくていいから一秒でも早く皆に報せる必要がある」という事柄については、「重要度よりも優先順位が勝る扱い」としてタスクに割り込むわけです。

それが緊急度群の定義です。

つまり、私の発言基準は「表と裏」「本音と建前」ではなく、
「緊急度>重要度>その他」
という順番になっているという事です。

上記の基準はネット上での投稿を例にしていますが、伝える相手が目の前に居る場合、つまり「リアル」であっても基準は殆ど変わりません。
誤解を防ぐ為に単語や言い回しを慎重に選ぶ事はあっても、本音と建前のように話の命題(結論)自体が180度変わってしまう事はありません。

もしも、「これは他人には迂闊に話さない方がいいな…」という情報があるのなら、誰に対しても話さずに秘密にしておけばよいのです。

こうして見ると、本音と建前という情報分類の仕方は、つまるところは「誰の前で発言するか?」を基準とした「社会的な習慣」であって、必ずしも皆がそれを真似する必要は無いという事ですね。

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